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つみたてNISAの注意点6つ!気になるリスクとは

これまで3記事にわたって、つみたてNISAの基本から始め方までを解説してきましたが、今回は始める上で知っておくべき注意点とリスクについてお伝えします。

・そもそもNISAって何?なにがお得なのか簡単解説
・一般NISAとつみたてNISAの違いは?どんな人におすすめ?
・【つみたてNISA】簡単5ステップで始めよう!

つみたてNISAは初心者でも始めやすく、安心して運用を任せられる仕組みがあるだけでなく、利益が非課税になるというメリットの多い制度です。

気になっている方はぜひ以下の点を理解した上で、運用を検討してみてください。

つみたてNISAの注意点6つ

ここでつみたてNISAのメリットをおさらいしておきましょう。

メリット

  • 少額から投資できる(最低100円)
  • 金融庁が認めた安心商品から運用できる
  • 投資初心者でも安心
  • 専門家にお任せで自動運用が可能
  • いつでも引き出しが可能
    • iDeCoは60歳まで引き出せない
  • 長期間、利益が非課税になる
    • 一般NISAは5年だが、つみたてNISAは20年間(800万円分非課税)

デメリット・注意点

  1. つみたてNISAと一般NISAは併用できない
  2. 金融機関の変更は年に1回まで
  3. 投資可能な商品の幅は狭い
  4. 損益通算ができない
  5. 元本割れのリスクがある
  6. 非課税枠は繰り越しできない

メリットがあるからこそ生まれてしまうデメリットもありますが、上記について詳しく説明していきます。

1. つみたてNISAと一般NISAは併用できない

基本的に、NISA口座は1人1つまでしか作れず、一般NISAとつみたてNISAを併用することはできません。

しかし、どちらの方が向いているのかは人によって異なるので、ぜひこの記事を参考にご自分に合う方を選んでみてください。

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2. 金融機関の変更は年に1回まで

NISA口座は1つしか作れませんが、金融機関の変更及び、一般NISAとつみたてNISAとの変更は年に1度可能です。

変更したい場合は、前年の10月〜変更したい年の9月30日までに手続きを行う必要があります。

またすでに口座に入っている株式や投資信託を次の口座に移すことはできないので、注意が必要です。

失敗しない金融機関選びのために、おすすめの機関や口座開設の仕方についてもこちらで解説しているので、よければ参考にしてみてください。

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3. 投資可能な商品の幅は狭い

これは安心して運用できるメリットでもありますが、つみたてNISAは金融庁が「長期的な安定運用に向いている」と判断した200の銘柄から商品を選べます

初心者にとっては嬉しい内容ですが、一般NISAのように自分で株式の銘柄を選ぶことはできないので、自分で積極的に運用していきたい人には向いていません。

自分に合った運用タイプを選びましょう。200種といっても様々な銘柄があるので、初心者の人には充分な内容と言えるでしょう。

4. 損益通算ができない

損益分散とは、複数の口座で投資している場合、同年の口座ごとの利益と損益を相殺して税金を差し引いてもらえることです。

一方の口座で利益が出ても、他方の口座で出た損益分は、税金がかからないようにしてもらえます。

しかし、つみたてNISAではそもそも利益が非課税のため、損益が出ても他の口座との損益通算はできません。

また損をしたとしても、非課税期間終了後の価格が購入価格とみなされ、課税の対象になりさらに損をしてしまう可能性があります。

ex)100万円で購入
→非課税期間・終了時には80万円に値下がり(−20万円)
→90万円で売却(全体としては−10万円)

期間終了時の80万円が購入価格とされるため、10万円の利益とみなされ課税される

回復の見込みがない場合は非課税期間内に売却することも検討しましょう。

5. 元本割れのリスクがある

iDeCoには元本割れ(購入時の価格を下回ること)がない商品が用意されていますが、NISAにはそのような保証がありません。

株式を運用する以上リスクは0ではありませんが、以下の3つの観点から元本割れして損をする可能性は低いと言えます。

  • 金融庁が元本割れしにくい商品を選定
    • プロが長期積立・分散投資を運用
  • 短期的に損をしても、長期的には成長する
    • 株式は長期的には右肩上がりが続く
  • 貯金をするだけの方が損する可能性もある
    • 円の価値が低下傾向にある

つみたてNISAはそもそも金融庁が厳選した銘柄しか購入することができませんが、株価の変動は波があるので、短期的にみたら株価が下がることもあります。

しかし、リーマンショックなどの短期的な低下はあっても、長期的にみると国内・海外の株価はともに右肩上がりの傾向を続けています。

『40代から始める 攻めと守りの資産形成』(日本経済新聞出版)

長期的に運用するほど元本割れのリスクは下がる傾向があるため、コツコツと長期的に運用して資産を形成したい方はそれほど元本割れを心配する必要はないでしょう。

また景気によって円の価値は変動しており、物価が上昇(つまりお金の価値が低下)している昨今では、預金しておくだけで資産の価値が下がってしまう可能性があります。

リスクと自身が許容できる範囲を理解した上で、NISAの利用を検討してみてください。

6. 非課税枠は繰り越しできない

限度額まで使いきれなかった場合、非課税枠を翌年に繰り越すことはできません。

また1度使ってしまった枠は、その分を売却したり解約しても復活できないので注意が必要です。

押さえておきたいポイント

上記で解説した注意点のほかに、NISAを運用する上で知っておきたいポイントを2つお伝えします。

クレジットカードを活用しよう◎

ネット証券の中には、クレジットカードを使って積み立てができる場合があります。

ポイント還元があるため、可能な際はぜひ活用しましょう。

以前、記事でおすすめした SBI証券楽天証券ともにクレジットカードに対応しています。

NISAを売るタイミングと休止時期

つみたてNISAはいつでも休止や解約が可能です。少額からでも積み立てが可能なため、環境や状況に合わせて無理をせずに運用しましょう。金額の変更も自由に行えます。

解約のタイミングは利益が出ているときがおすすめではありませんが、あなたの環境の変化や必要資金がいるときにご自身の状況に合わせて解約すると良いでしょう。

まとめ

注意点やリスク、NISAを運用する上でのポイントを紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

つみたてNISAは投資に関わる制度なので、リスクが全くないというわけではありませんが、正しく理解して安定的な長期運用を目指せば、さほど大きく心配する必要はありません。

押さえるポイントを理解して、ぜひあなたの資産運用の参考にしてみてください。

参考:https://www.tsumitatenisa.jp/contents/022.html
https://www.a-tm.co.jp/top/securities/nisa/account-change/#h_58367507051597714402183
https://www.dcnenkin.jp/media/3191/

【つみたてNISA】簡単5ステップで始めよう!

利益が非課税になり、初心者でも運用できる資産形成におすすめのつみたてNISAですが、実はとっても簡単に口座開設して始めることができます。

1人で1つの口座年間40万円まで限度額があり、つみたてNISAか一般NISAのどちらかしか開設できないため、自分に合った方を選びましょう。

そもそもNISAって何?なにがお得なのか簡単解説 - ゆるくビジネスを学ぶ

一般NISAとつみたてNISAの違いは?どんな人におすすめ? - ゆるくビジネスを学ぶ

本記事では具体的な5つの手順とNISAの始め方について解説します。

簡単5ステップと必要書類

  1. 口座開設
  2. 必要書類の提出
  3. 審査
  4. 商品を選ぶ
  5. 積み立て金額の設定

NISAの口座開設はさほどむずかしくなく、必要書類も多くありません。

金融機関や商品などは選ぶのがむずかしく感じるかもしれませんが、おすすめの機関や商品を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 金融機関を選んで口座開設

つみたてNISAは証券会社や銀行などの金融機関で口座開設ができます。まずはどの金融機関にするかを選びましょう。

どの金融機関を選べば良いのかは人によって異なりますが、ここでは初心者の方にも安心の大手ネット証券をいくつかご紹介します。

  • 多くの人が選ぶ「SBI証券
    • 口座開設数 800万以上
    • 毎月100円から積み立て可能
    • 特に三井住友カードの利用者はおすすめ
    • クレジットカードのポイント+Tポイントも貯まってお得
  • 楽天ユーザーにおすすめの「楽天証券
    • 楽天カードで最大1.0%の還元
    • ボーナスで貯まる楽天ポイントでお買い物や投資も可能
    • 口座開設数 600万以上

上記のどちらも安心大手の証券会社でユーザー数も多くおすすめです。

もし他の証券会社が気になる場合は、以下の3つの証券も参考にしてみてください。

サポートの手厚い「松井証券」 

申し込みはネットから簡単に手続きができるので、ぜひ気になった証券会社のサイトから申し込みを行ってください。つみたてNISAは年に1度、口座変更することも可能です

2. 必要書類の提出

  • 本人確認書類
    • 運転免許証、保険証など
  • マイナンバー書類
    • マイナンバーカード、通知カードなど

つみたてNISAの口座開設のために必要な書類は上記の2つのみです。

金融機関の口座申し込みサイトから、スマホで撮影した画像を送信するだけで良い場合がほとんどなので、簡単に申し込みが可能です。

3. 審査

  • 満20歳以上の国内居住者かどうか
    • 申し込み年の1月1日時点
  • 申し込み内容と書類情報が一致しているか

主に上記の2点を金融機関や税務署に審査されます。

2週間から数ヶ月ほどで口座開設され、口座開設通知が簡易書留で送られてきます。(窓口で申し込んだ場合、窓口で伝えられます)

オンライン申し込みの場合、通知にID・パスワードが記載されているので、取引を開始しましょう。

4. 投資する銘柄を選ぶ

いよいよ取引きを開始して、投資する銘柄(株式)を選びましょう。

ただ銘柄を選ぶポイントはいくつかあるので、ここではまず初心者の方におすすめの銘柄を2つ紹介します。

初心者におすすめの2大銘柄

上記の2つは、つみたてNISAで銘柄を選ぶポイントをクリアしたおすすめ株なので、まずは投資を始めてみたいという方はぜひ参考にしてみてください。

これから具体的な選ぶポイント3つについて解説します。

銘柄を選ぶポイント3つ

  1. インデックスファンドを選ぶ
  2. 信託報酬が低い
  3. 純資産総額が大きい

上記の3つがつみたてNISAの銘柄を選ぶ基準となります。

1. 自動運用のインデックスファンド

そもそも、つみたてNISAは以下の3タイプに分かれます。

  • 投資信託(インデックス型)
  • 投資信託(アクティブ型)
  • ETF(上場投資信託)

簡単に言うと、「投資信託」は運用を自動操縦か専門家に任せて行ってもらえますが「ETF」は自分で運用する必要があるので、初心者の方は投資信託を選びましょう。

https://toushin-plaza.jp/column/vol14/

そして投資信託はさらに「インデックス型」と「アクティブ型」の2つに分けられます。

インデックス型は、株価の動きに合わせた自動運用のためコストが安くアクティブ型は、専門家に運用を任せるためコストが高いことが特徴的です。

アクティブ運用で専門家に任せるとリターンが出やすくなる可能性もありますが、長期的に見るとコストをおさえたインデックス型を選ぶと良いでしょう。

2. 信託報酬(手数料)が低いと長期的にお得

信託報酬とは、投資信託の運用にかかる手数料のことです。

長期的に運用するなかで、信託報酬にかかるお金は大きな差を生みます。

https://my-best.com/11290

特に自動運用のインデックス型はパフォーマンスにそれほど差がないため、信託報酬の安い銘柄を選びましょう

3. 純資産総額が大きい人気商品

純資産総額が大きいほど、投資家から人気がある銘柄です。

純資産総額は銘柄の規模を表しているため、額が大きいほど投資家からの支持を集めていると言うことになり、安定的な運用を見込めます

Q. 株式100%型か複合資産型か

つみたてNISAの銘柄は大きく2つの銘柄に分けられます。

全てを株式に投資して利益を重視する「株式100%型」と株式のほかに債券やREIT(不動産)などを組み合わせてリスクを分散させてバランスをとる「複合資産型」とがあります。

株価が下がると債券が上がるというような相関もあり、リスクを分散させてバランス良く運用できる複合資産型もおすすめですが、初心者の場合はまず1つのファンドを選んで運用することから始めてみると良いでしょう。

これまでの条件を満たし、初心者におすすめの銘柄が最初に紹介した「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」と「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」ですが、興味のある方はぜひ調べてみてください。

5. 積み立て金額の設定

毎月の積み立て金額を決めて、いよいよ運用を開始しましょう。

金融機関にもよりますが、100円からでも積み立てを始められるので、無理のない範囲で金額を設定しましょう。

金額を決めると「目論見書」という投資信託の取扱い説明書のようなものが表示されるので、確認してチェックを行いましょう。

あとは毎月決めた金額を口座やクレジットカードから引き落とされ、自動で積み立てられていくので、特別な手続きは必要ありません。手続きお疲れさまでした。

まとめ

NISAはネット証券などを利用すれば簡単に口座開設が可能で、活用できれば大変お得ですが、金融機関選びや銘柄選びなどむずかしく感じてしまう点もあると思います。

本記事では、初めて投資を始める方や長期的に安定した運用を続けたい方向けにおすすめ口座や銘柄を紹介しましたので、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。

手続き自体はとてもシンプルで少額から始められるので、まずは試しに小さく始めてみることもおすすめです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

参考:https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa/start/index.html
https://www.a-tm.co.jp/top/securities/nisa/tsumitate-start/#b06ba1517a822181https://www.dcnenkin.jp/media/3191/

一般NISAとつみたてNISAの違いは?どんな人におすすめ?

前回の記事でNISAについて説明しましたが、NISAには種類があり、どれか1つを選ぶことしかできません。

ここでは主な2つのNISAの違いについてわかりやすく解説します。どれが自分に合うのかぜひ考えてみてくださいね。

yuru-business.com

※情報は全て2024年度から適用される新制度に沿っています。

一般NISAとつみたてNISAの主なちがい3つ

ずばり、主なちがいは以下のようになります。

  • 非課税になる金額と期間
    • 一般NISAは短く大きく、つみたてNISAは小さく長く
  • 選べる商品の幅広さがちがう
    • 一般NISAは幅広く、つみたてNISAは自動運用で選べない
  • 投資のタイミング
    • 一般NISAは自由、つみたてNISAは毎月定額

つまり、自分で商品を選び、投資を積極的に行って短期間で利益を出したい人は一般NISA

運用は基本任せてこつこつと長く続けて資産を形成したい人はつみたてNISAがおすすめ

ということになります。

非課税枠と期間のちがい

ひとことで言うと、一般NISAは短期間で大きく投資でき、つみたてNISAは少額で長く続けられるという特徴があり、非課税になる総額はつみたてNISAの方が大きくなります。

一般NISAは短期間で大きく

  • 非課税枠:年間122万円
    • 1階の20万と2階の102万の合計
  • 期間:5年間
    • 2028年まで
    • 最大610万円分が非課税

新制度により、つみたてNISAと対象商品が同じ1階部分と、自分で幅広く選べる2階部分から構成されるようになりました。

https://www.smbc-card.com/like_u/money/nisa.jsp

つみたてNISAと比べて、年間の非課税枠が大きく期間が短いことが特徴的です。

つみたてNISAはこつこつ長く

  • 非課税枠:年間40万円
  • 期間:20年間
    • 2042年まで
    • 最大800万円分が非課税

年間の非課税枠は小さいですが、こつこつ長く続けられることが利点です。

選べる商品のちがい

ひとことで言うと、一般NISAの方が幅広く選べて、つみたてNISAの方が幅はせまく、長期投資に向く商品から運用されます。

一般NISAは幅広く選べる

  • 個別株式
  • 投資信託
  • ETF(上場投資信託)

自分で株式の銘柄を選ぶ「個別株式」と、運用の専門家に任せる「投資信託」「ETF」から選んで投資ができます。

新制度により、個別株式を選ぶには、つみたてNISAと同じ長期投資向けのファンドの株式を購入する必要があります。

つみたてNISAは金融庁厳選

  • 投資信託
  • ETF

つみたてNISAは、長期投資に向いていると金融庁が判断した商品のみで投資が可能です。

販売手数料がかからない、信託報酬が一定水準以下、信託契約期間が長い、分配頻度が高くないなど、長期的に安定して投資を行う基準をクリアした商品を自動運用してくれるため、初心者の方でも安心です。

投資のタイミングのちがい

ひとことで言うと、一般NISAは好きなときに投資ができ、つみたてNISAは毎月決まった額を定期的に投資できます。

一般NISAはいつでも

一般NISAは好きなタイミングで投資ができるので、自分で投資のタイミングを決めたい方におすすめです。

つみたてNISAは定期的に

つみたてNISAは毎月決まった額を自動運用してくれるため、投資のタイミングが分からなかったり、まとまった資金がなくても運用が可能です。

まとめ / こんな人におすすめ

これまで一般NISAとつみたてNISAのちがいについて解説してきましたが、どんな人にどちらがおすすめなのかをまとめて説明します。

一般NISAは自分で大きく投資

  • 自分で積極的に投資して利益を出したい方
    • 年間40万円以上投資する
    • 商品を自分で選びたい
    • 投資のタイミングを自分で決めたい
  • 投資の経験がある方
  • 60歳以上の方

つみたてNISAはこつこつお任せ運用

  • 初心者でこつこつ長く運用したい
    • 少額から投資を始めたい
    • 専門家に運用は任せたい
  • 投資についての知識があまりない
  • 運用期間が長い

ご自分にどちらがより適しているかイメージはついたでしょうか?

ぜひあなたに合った方法で資産運用を始めてみてください。次回は『具体的なNISAの始め方』についてお伝えします。

参考:NISAとは? : 金融庁
2024年から始まる新NISA制度についてFPが解説! | マネックス証券

そもそもNISAって何?なにがお得なのか簡単解説

最近よく聞くNISAということばですが、そもそもNISAとは一体なんでしょうか?

この記事ではNISAについて分かりやすく解説します。

NISAとは投資制度の1つ

そう、NISAは『投資をする時に利益が出ても税金払わなくてもいい』という、投資制度のひとつなのです。

通常の投資は、株や投資信託を買って、その価値が上がったら売却して利益を得ますが、利益の20%は税金として納めなくてはいけません。

その20%の税金が丸ごとなしになるのが、NISAの制度なのです。

でも投資ってこわくない?利益は出るの?

投資と聞いて、本当にお金を預けていいのか心配になる方もいるかもしれません。もちろん、預けたお金が減ってしまうリスクはあります。

ただし、

  • 投資額に制限があるためリスクは小さい
  • いつでも引き出せる
  • 国民に安定的な資産形成を促す金融庁の取組み

のためリスクは少なく資産形成につなげることができます。

NISAのメリット

実際に、NISAで投資するどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

1.貯金よりも資産を増やせる

金利が下がっている今、預貯金で資産を増やすことは難しくなっています。

貯金で銀行に預けたお金が減ることはありませんが、円安などの経済状況にともない価値が下がってしまう可能性はあります。

NISAでは、お金が減ってしまうリスクがゼロではありませんが、資産を増やしていくことができます。少額から将来の資産形成に向けて準備を進められるでしょう。

2.初心者でも安心して始められる

NISAの中にも種類があり、中でもつみたてNISAは初心者でも安心して投資が始められる制度となっています。

  • 投資のことがわからなくても自動で運用してもらえる
  • 金融庁が「長期・積立・分散」投資に向いていると認めた商品のみで運用される

しっかりと分散投資されてリスクが少なく、手数料が低くて、運用が安定している商品を選んでくれるということです。

つみたてNISAは最低100円から始められるので、少額から始めてみるのも良いでしょう。

3.利益が課税されない

NISA最大のメリットとも言える非課税は、かなり大きな利点です。

例えば100万円の利益が出た際に、これまでは20%を税金で納めて80万円を受けとっていたのが、NISAであれば100万円丸ごと利益を受けとることができます。

https://www.bridge-salon.jp/toushi/nisa-pros-cons/

NISAの種類(2024年度)

NISAには主に一般NISAとつみたてNISAがあり(※1)非課税になる投資額と期間がそれぞれ異なります。

一般NISA:年間非課税枠 122万円 非課税期間 5年間 (※2)
つみたてNISA:年間非課税枠 40万円 非課税期間 20年間

コツコツと長期的に投資をしたい方はつみたてNISA、自分でしっかりと運用して短期間で利益を出したい方は一般NISAがおすすめです。

2024年からのNISA|金融庁

※1 ジュニアNISAは2023年度末に終了。
※2 一般NISAの限度額は2023年度末までは120万円。

まとめ

2024年からNISAの制度が改定されるため、新しい制度に基づいた情報を執筆させていただきましたが、いかがだったでしょうか?

初心者でも少額から始めて資産形成につなげられるNISAの制度をぜひ活用してみてください。

次回は、一般NISAとつみたてNISAのちがいについて詳しく解説します。

NISAを始める : 金融庁

 

参考:NISAとは? : 金融庁
一般NISAのポイント : 金融庁
https://www.smbc-card.com/like_u/money/nisa.jsp

BNPLって知ってる?実は身近な支払い方法・Appleも参入

後払いという言葉を聞いたことがある人も、多いのではないでしょうか?

BNPLとは「Buy Now Pay Later(今買ってあとで支払う)」を意味する、後払い決済のことです。

日本でも聞いたり、利用したことのあるサービスかもしれませんが、今BNPLが海外で話題となっています。

BNPLは売り上げを伸ばす?

BNPLの利用者は増加しており、

「BNPLは売り上げを伸ばす方法として、消費者や商人たちの中で人気があると証明されている」

と専門家のアナリストであるDaynaFord氏は語っています。

Appleの新しいBNPLサービスとは?

BNPL市場の規制や競争が激しくなる中で、Appleも後払い決済を取り入れはじめました。

「Apple Pay Later」と呼ばれるこのサービスでは、

  • 簡単なクレジットチェックと
  • Appleとの取引履歴の確認だけで

6週間にわたって4回の分割払いにされた購入ができるようになりました。現在、アメリカでApple Payを導入している数百万の会社から購入が可能です。

日本の後払い決済とBNPLとの違い

これまでお話してきたBNPLと日本でいう後払い決済(先延ばし決済)は少し異なる点があります。

日本では

  • 支払い回数が一括で
  • 支払いを翌月か翌々月に先延ばしできるが
  • 手数料は消費者負担

であることが一般的でした。

しかし海外(BNPL)では、基本的に

  • 手数料無料で分割払いができ
  • 決済手数料も加盟店負担

とされています。

まとめ

BNPLはコロナで増加したネットショッピングの影響で、利用が増加したと考えられます。

主な企業としては、アメリカのAffirm、オーストラリアのAfter Pay、スウェーデンのKlarnaなどがありますが、日本でもPaidyやメルペイスマート払いなどの後払い決済サービスが開始されています。

AppleやAmazonなどの大企業も進出しているBNPL市場は今後も拡大が期待できそうです。BNPLがもっと身近な存在になっていくのかどうか楽しみですね。

参考:https://techcrunch.com/2022/06/11/apple-enters-the-bnpl-market-as-regulation-competition-intensify
https://squareup.com/jp/ja/townsquare/what-is-bnpl

【VCTok】ベンチャーキャピタルがTikTokを利用してビジネス拡大

VC(ベンチャーキャピタル)のTikTok、通称「VCTok」が着々と成長を続けています。

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TikTokは10億人以上のユーザーを抱え、その大半は30代以下となっています。

VCTokは、企業のインターンシップ参加や、次世代の投資家や起業家の鼓舞、業界知識の普及などに貢献すると考えられます。

VCTokの先駆け

アメリカのVCであるRedpoint Venturesは、2022年1月からベンチャーキャピタルについてのTikTok運用を開始。次世代の創設者やVCとつながる為のプラットフォームとしてTikTokを選択しました。

6ヶ月後の現在、同社のアカウントは動画再生回数100万回以上を突破し、9,000人に近いフォロワーと20万以上のいいねを獲得しています。

Bryce Durbin

VCTokの成長

ゆっくりではありますが確実に成長しているVCTokは、既に視聴者と呼ぶべき人々が存在します。

例えば、#founder は視聴回数が約2億3,200万回、#entrepreneurship は約8億回、#investor は12億回、#tecktok は12億回、#entrepreneur は220億回の視聴回数を突破しています。

他のVCの動きと新たなビジネス

現在、VCTokの先駆けとなったRedpoint Vnturesやその他の企業には競合がほとんどいませんが、今後他のVCがTikTokというプラットフォームを使って、新たな才能の発掘や新しいビジネスの発見へとつなげていくことが予想されます。

VCTokのこれからの拡大に注目が集まっていくのではないでしょうか。

参考:TechCrunch – Startup and Technology News