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中小企業向けの写真編集アプリPhotoRoomが、1900万ドルをシリーズAで調達。

写真編集アプリは数多くある中で、PhotoRoomは「中小企業向けのオブジェクト背景削除」というニッチな分野に焦点を当てることで、人気と資金を集める。

 

PhotoRoomでは、ディープラーニングを使用しており、数回のタップで写真の背景を削除できる。背景のぼかしや置き換え、レタッチや不要なオブジェクト削除も可能だ。

販売する商品を簡単にプロフェッショナル風の加工ができるだけでなく、ebay などの eコマースサイトで売ることを念頭に、あらゆる背景テンプレートを用意し、さまざまな画像形式のエクスポートを可能にする。

 

 

現在は4,000万回以上ダウンロードされており、毎月700万人のアクティブユーザーがいる。そのうち何十万人ものユーザーがサブスクリプションで(月額9.99ドル、年額69.99ドル)、全ての機能を活用している。

FacebookやDisney+などのエンジェル投資家から資金を集め、今後はジェネレーティブAIの導入を検討している。

 

資金調達

調達額:1,900万ドル(28億円)

シリーズAラウンド

調達先:Balderton Capital、Facebook、Hugging Face、Disney+、Adjacentなど

 

元記事・画像引用

techcrunch-com.translate.goog